看護師としてはじめて勤務するとき、誰もが不安と緊張、期待の入り混じった複雑な心境にあるもの。
特に初日は何も分からない状態であり、緊張の度合いが高く、上手く立ち回ることは難しいです。
初日にしなければならないのが、大勢の前での自己紹介です。
そこで、名前と意気込みをハキハキと簡潔に伝えることができれば、新しい職場でよいスタートが切れるでしょう。
自己紹介は前もって準備しておくと安心ですが、実際、緊張して上手く話せなかったという苦い経験を持つ人は多くいます。
また、一人ひとりに挨拶や自己紹介をしていく際、誰にしたのかがわからなくなってしまい、何度も同じ人にしてしまったというミスも見受けられます。
こうした失敗談を見聞きすると、心配になるかもしれませんが、基本的にそこまで気にする必要はありません。
緊張しながらでも、一生懸命自己紹介をしていれば、嫌な気持ちになる人はほとんどいないからです。
一番良くないのが、失敗を恐れて縮こまって動かなくなってしまうこと。
自己紹介の時点でやる気がないと認識されれば、その後の人間関係構築が一気に難しくなってしまいます。
そして、どのような職場でもいえることが、こまめにメモをすること。
看護師の業務は多岐にわたり、メモすら取らずに全て覚えるのは困難だからです。
メモする際は、ざっくり聞いたことを書き記して、後から見返してまとめ直して、理解を深めることをおすすめします。
メモ・まとめ・復習の繰り返しは、知識を効率よく定着させるルーティーンであるため、習慣化させるのが望ましいです。